カレンダーと田山暦2022年12月13日

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【カレンダーと田山暦】
 あっという間に12月も中旬になりました。すでに来年度のカレンダーや手帳を買い求めた方もいらっしゃることでしょう。
 カレンダーといえば、昔、八幡平市安代地区には、「田山暦」と呼ばれる暦がありました。
 元禄(1688〜1704年)もしくは正徳(1711〜1715年)の頃に浅沢村(現・八幡平市安代地区)にやってきた田山善八という人が考案したといわれます。現存している数は少なく、最古のものは天明3年(1783)のものです。
 田山暦は、読み書きができない人でも理解できるようにと、絵と記号だけで暦日や歳事が表されていました。例えば、「節分」は鬼が両手で顔を覆っている絵、「入梅」は梅の絵というふうに描かれ、その下に日付が記されています。
 飢饉の被害から多くの農民を救い、農作物の収穫量を上げるために考案されたと推測されている田山暦は、八幡平市博物館にて展示中です。
 また、八幡平市博物館には、縄文末期のストーンサークルである釜石環状列石(松尾寄木地区)から出土した「遮光器土偶」も展示されています。後頭部に大きな穴が開いていて、これは他では見られない特徴とか。北海道と北東北の縄文文化がユネスコ世界文化遺産に登録され、縄文時代た縄文遺跡に興味を持つ方も増えてきています。
 近隣には、「安比塗漆器工房」や「羽沢耕悦商店」、「羽沢製菓」といったハチクラwebでお馴染みの作り手の店もあります。ぜひお立ち寄りください。
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