【八幡平の冬の風物詩・ボンネットバス】
　今季も12月から「ボンネットバス」の運行が始まりました。
　このボンネットバスは、八幡平温泉郷と松川温泉の間をつなぐ、大切な交通手段。鼻先が長く丸みを帯びたかわいらしいボディで、力強くつづら折りの坂を登ったり降ったり。
　実はこのバス、1968年（昭和43）生まれ！　岩手県北バスが所有する最後の１台で、半世紀以上にわたり、お客さまを乗せて走っています。
　八幡平マウンテンホテルを出発したボンネットバスは、四輪駆動の力強い音を響かせ、雪の山道を登って行きます。終点は松川温泉。バスを降りると硫黄の香りが漂い、「温泉にきたんだなぁ」と実感が湧いてきます。
　松川温泉で日帰り湯を楽しめるのは、峡雲荘、松川荘、松楓荘。どの宿も源泉掛け流しで、自然あふれる雪見風呂も楽しめます。
　ボンネットバスは、八幡平温泉郷から松川温泉のみですが、盛岡バスセンターから盛岡駅を経由し八幡平温泉郷までの路線バスも運行されています。雪道の運転が不安な方は、路線バスを利用して、八幡平温泉郷や松川温泉へお越しを。
　そのほか、八幡平市内には、八幡平温泉郷、新安比温泉、安比温泉白樺の湯、綿帽子温泉館あずみの湯、焼走りの湯、おらほの湯など、魅力的な温泉が点在しています。
※ボンネットバスは雪の多い積雪期のみ運行
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