【八幡平の自然（２）】
ボンネットバス
今年も本格的な冬が訪れ、八幡平温泉郷と松川温泉の間をボンネットバスが運行しています。
ボンネットバスは、街なかで見かける路線バスと異なり、鼻先が長く丸みを帯びたボディをしています。このバスは、1968年（昭和43）製で、岩手県北バスが所有する最後の１台。全国でも珍しいことのあり、路線バスマニアには人気があるそうです。
レトロチックで愛らしい姿ですが、実は力持ち。四輪駆動の力強い音を響かせ、松川温泉へ続く雪の山道を登って行きます。
終点は、秘湯と名高い松川温泉。バスを降りると、硫黄の香りが漂い、「温泉にきたんだなぁ」と実感が湧いてきます。どの宿も源泉掛け流しで、自然あふれる雪見風呂も楽しめます。
ボンネットバスは、八幡平温泉郷から松川温泉のみの運行ですが、盛岡バスセンターから盛岡駅を経由し八幡平温泉郷までの路線バスも運行されています。雪道の運転が不安な方は、路線バスを利用して、八幡平温泉郷や松川温泉へお越しを。
※ボンネットバスは雪の多い積雪期のみ運行
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